20011215

12・8 平和フォーラムなど 全国150カ所以上で行動

アフガン攻撃と日本参戦に反対


 太平洋戦争開戦の日である12月8日、全国で平和運動センターに結集する労働者や市民が、米国のアフガニスタン攻撃と自衛隊派兵に反対し、さまざまな行動を繰り広げた。行動は、全国150カ所以上に及んだ。日米安保を破棄し、アジアとの共生へとわが国の進路を転換するためにも、この闘いをさらに発展させることが求められている。

【北海道】  平和運動フォーラムによる「許すな日本の戦争参加! 北海道集会」が札幌市で行われ、北海道教職員組合などの労働者200人が参加した。

【秋田】  7日、平和労組会議などによる実行委員会主催の「戦争への扉を開いた12・8を考える県民集会」が秋田市で行われ、250人が参加した。8日にも、本荘市、大館市、大曲市で「自衛隊の海外派兵・報復戦争反対集会ー戦争への扉を開いた12・8を考える集会」が開かれ、多くの労働者が参加した。

【東京】  日本消費者連盟や市民団体などによる「平和のための東京行動」が行われ、200人が都内をデモした。
 戦争への道を許さない女たちの連絡会による「女たちのデモー戦争への加担をやめようー武力によらない平和を!」リレートークが行われ、銀座で女性たちが反戦を訴えた。

【千葉】  千葉県高教組東葛支部が呼びかけた実行委員会が主催する「アフガニスタン攻撃をやめろ! 日本の参戦を許すな! 東葛集会」が柏市で行われ、「アラブの子どもたちとなかよくする会」の伊藤政子氏が、現地報告を行った。

【新潟】  護憲フォーラムが、新潟市で「不戦を誓う市民のつどい」を開催、約200人の労働組合員や市民が参加した。イスラム教を専門とする松本耿郎・英知大教授が「アフガン戦争と日本ーイスラムの将来」と題して講演した。

【石川】  平和センターによる「平和を考え行動する集会」が金沢市で開かれ、自治労、日教組などの労働者が参加した。

【京都】  「戦争への道を許さない女たちの京都連絡会」による集会が京都市で行われ、日朝友好運動に取り組む団体などが参加した。

【大阪】  大阪市で「銃より平和を! 市民が創るピースアクション」が行われ、約200人がアフガニスタンとパレスチナでの即時停戦を求めて集まった。参加者はピースマーチを行い、市民に平和を訴えた。
 また、「不戦の日ーアフガンの子どもたちに平和を!」も行われ、集会後、200人が米領事館を包囲する「人間の鎖」を行った。

【香川】  歴史教科書問題などに取り組んできた市民団体、「戦争体験を語りつぐ会」によるシンポジウムが高松市で行われ、自衛隊派遣やアフガン難民問題などについて、活発に意見を交換した。

【長崎】  佐世保地区労などによる「非戦の日ー平和を考える佐世保地区集会」が行われ、労働組合員など150人が参加した。あいさつした星野容子・同地区労副議長は、「テロ対策を口実に、憲法まで変えようという動きがある。絶対に許せない」と述べた。
 また、「長崎と南京を結ぶつどい」が長崎市で開催され、南京大虐殺の生き残りである孫学蘭氏が「私は日本軍に火ばさみで目を刺され、叔父は刀で殺されて川に投げ込まれた」と証言した。

【大分】  玖珠町の日出生台演習場で、来年2月の在沖米軍による実弾砲撃訓練を前に、海兵隊が現地調査を行った。これに対して10日、平和運動センターや「人見会」などが抗議集会を開いた。労働者は、調査に訪れた海兵隊に「日出生台に来るな」と、シュプレヒコールをあびせた。また、「人見会」は前日から、演習中止を求めて基地前で座り込みを行った。

【鹿児島】  県憲法を守る会が、鹿児島市で「不戦を誓う日の集会」を開き、300人の労働者が参加した。アフガンなどで医療活動を行う「ペシャワールの会」の小林晃氏が講演、「宗教や思想の違い、お互いの国の状況を理解し合うことこそ、平和につながる。軍事行動には反対だ」と訴えた。

【沖縄】  沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会が、集会「いま沖縄で『平和』を考える―復帰30周年に向けて」を那覇市で開いた。同会事務局長の中村文子氏は「平和への願いを思い続けて運動を貫いていく」と、述べた。